ストレスに起因して、慢性的な下痢や便秘、腹痛をくり返す疾患です
「IBS」は、主にストレスに起因して、下痢や便秘を慢性的にくり返す疾患。大腸がんや潰瘍性大腸炎などとは異なり、視覚的に確認できる異常が認められないのが特徴です。
また単純な下痢や便秘と大きく違うのは、主な原因がストレスであることと、腹痛やおなかの張り/おなかがなんとなく気持ち悪い/おなかが鳴る、といった腹部症状をともなうことです。また、排便によってその症状が軽減することも、「IBS」であるかどうかを見極める目安になります。その他に「IBS」によって、不眠や不安・抑うつなど胃腸以外の症状を引き起こしてしまう人もいます。

(図)「IBS」に伴うおなかの症状・その他の症状
生活の質が低下してしまうことにも
日本人の5~10人に1人が「IBS」に当てはまると推定されるほど、誰もがなり得る疾患です。10~30代の若い年代に比較的多くみられる傾向があります。症状がひどい場合は、電車や車の中で急にトイレに行きたくなるため、学校や会社に行けなくなったり外出を控えるようになったりなど、生活の質(Quality Of Life: QOL)を低下させてしまうケースがあり問題となっています。




